Making of painting

こんなふうにできている。

「雑貨食堂 六貨」のオリジナル商品、ガラスや陶器雑貨の制作過程。

■Workspace

製作時の机上。

「雑貨食堂」ですから、台所のテーブルです。

 

■Color

 

リキテックス(Liquitex)社の「グロッシーズ」を使用。

ボトルは15ml入りで@@色あります。

近隣ではほとんど市販されなくなってしまい、

画材店にて取り寄せてもらっています。

 

エナメルのような艶があり、混色しても発色がいいです。

一部の色がが多少硬めでのびにくいですが慣れれば大丈夫。

色により「透明」「不透明」が決まっています。

 

■Palette

 

アクリルのパレットや陶器皿など試しましたが

結局、「ラップ」。

ちょこちょこ使うのでどんどん絵の具を出し、色を作り、

乾いたり使い終わったりしたらすぐに取り替えられるのが○。

 

1枚だとペラペラなので

2つ折りにして多少「ハリ」を出しつつ、

筆洗い瓶などを重しにして使っています。

 

■Others

 

筆は9割がたアクリル用筆「インターロン」の#0で。

他に平筆を大小使っています。

 

筆洗いは制作活動を始めたときから使っている

10年もの(!)の空き瓶。

同じく10年もののカッターマット、筆拭きは古着を切った端切。

 

焼成前の修正は除光液で。

絵の具のはみ出しや除光液での修正は綿棒で。

絵の具の取り出しにもつかうので消耗量多め。

 

で、描く。

 

というような道具立てで日々製作。

描くにあたっては特殊な道具はなし。

 

うさぎの図案だけは

型紙とカーボン紙で下絵を写してから描きます。

下絵は絵の具の下に残ってしまうので

ガラスの場合は裏から見て目立たないようカーボンの「黒」「白」を使い分け。

 

薄くて曲げられる(反る)定規、ガラスに描ける鉛筆(スタビロ社製)、

回転台(製菓用!)など使ってみていますが活用頻度は低め。

 

とはいえ画材店やホームセンターなどへ行くと

使える道具がないか、常に探してます。

 

で、焼く。

数日乾かしてからオーブンで焼成。

といっても「焼く」というより「乾かして定着させる」感覚です。

 

焼く間は絵の具が柔らかくなるので

万が一隣とくっついてしまうと共にアウトに!

くっつかないよう注意して並べています。

焼き上がり直後も手や布で触ってしまうと

絵の具部分に跡がつくので、注意しつつ。

 

ごくたまに、焼成時にと曇ったり割れたりしてしまう素材もあるので

焼き始めや焼き上がりは注意して様子をみています。

 

 


 

無事乾いたら、できあがり。